島田 翠松

しまだ すいしょう    千葉
昭和20年11月、松本に生まれる。
金子兜太・河合凱夫にカルチャー教室にて師事。
平成年間に現代俳句協会会員。
令和元年より秋尾敏氏に3年間程師事。
朝日俳壇・朝日千葉俳壇に入選多。
現在、「遊牧」同人(令和6年より)。
現代俳句協会会員。
「ふくはーうち」合いの手空から「ごもっともー」
料峭が誘う慟哭父よ母よ
スランプは回転木馬春の虹
孑孑は白馬の輪廻アヒンサー
万緑の余白あるから生きられる
天泣の雨つぶ頬に落とし文
七夕の銀河円盤良く滑る
向日葵の自家薬籠にひそむ罠
さびしさは祭太鼓が連れてくる
しがみつく空蝉の負う己とは
カタストロフィ良く乗り越えた新松子
曼珠沙華同調圧力おまえもか
露草は明け烏と星座になった
大陸をヘリで遊覧穴惑い
筆柿の筆以て描かん天井画

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